純粋でどこか不器用な、甘くて少し切ない物語。そんな“初々しさ”を詰め込んだ、村生ミオによる珠玉の短編集。初恋のときめき、すれ違う想い、触れたくても触れられない距離感…。読む人の記憶にそっと寄り添う、6つの物語を収録。ディスコで出会ったジミーとマリアは、互いに遊び慣れたふりをしていた。成り行きで足を踏み入れたホテルの一室――。戸惑いと緊張、そしてほんの少しの期待を胸に、夜が明けるのを待つ中、偽りの仮面の下で揺れる、それぞれの“ほんとうの気持ち”とは――。■目次■シンデレラプレイ1シンデレラプレイ2ときめきシュプールひと夏のラブシャワースピーチばる~ん太陽のパートナー