台北城の百画堂喫茶店には幽玄怪奇な事件が舞い込む―― 一九三五年・台湾博覧会の開催時代、モダンで華やか、活気あふれる台北に一軒の喫茶店『百画堂(ヒャッガドウ)』があった。 甘い香りと優雅な空気に魅かれて、『百画堂』には多くの文化人たちが集う。そして時には常人には視えない不思議な存在が訪れることも。彼らはみな、大事な人への想いを抱えていた―― 謎めいた店主が今日もてなすのは、さてどんな「この世ならざるもの」だろう?
喫茶百画堂~大正・台北あやかし事件簿~1巻
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