従業員100人以下の小さな会社で従業員を教育する場合、大企業とは異なる方法をとるべきです。しかし、実際には、社外で行われている研修に従業員を参加させたり、人気の教育コンサルタントが書いた本を参考にしたりして大企業向けの教育を踏襲し、結果的に教育効果がまったく出ていない、というケースが多いようです。
小さな会社には、小さな会社ならではの従業員教育の方法があります。本書では、「従業員100人以下」の会社に焦点を当て、ランチェスター法則による「弱者の戦略」をもとに、従業員教育の原則と教育の進め方について具体的かつ詳しく説明していきます。
ランチェスター戦略を経営戦略に取り入れ、長きにわたって全国でのべ4,300回にわたる講演を行ってきた著者の渾身の一冊です。
本書の目次
第1章 経営の基本原則を再確認
第2章 実行の手順を再確認
第3章 組織戦略と教育テーマ
第4章 よい教材の選び方
第5章 従業員100人以下は寺子屋式教育法を実行
第6章 教育回数を多くする