はっと目覚めたら、まさかの美少年「ユリス」に成り代わっていた俺。前世の記憶を思い出そうとするも曖昧で、なんだかよくわからない。チート能力さえなく、成り代わりがバレたら即処刑(?)の絶体絶命の大ピンチ。しかも、どうやらこのユリス、周囲からは「冷酷」だの「我儘」だの散々な言われようで、俺は気づかれないように穏便に過ごそうと決意。そうして、偽ユリスを完璧に演じていると、なぜかみんながだんだんほっといてくれなくなって――? 過保護は今日も止まらない!? 無自覚・愛され令息のドタバタ異世界ライフ、スタート! ※電子版は単行本をもとに編集しています