ウチは母親の教育が厳しく、言うまでもなく異性交遊は厳禁されていた。大学に進学しても束縛は容赦なく、僕は彼女ができても家の門限を守っていた。しかしある日、「史郎さん 女性の香水の匂いがしますね」と母のチェックが入った。「もしや お付き合いしている方がいるのですか?」と母。そして「どんなお嬢さんか是非見てみたいわ」「今度 家に連れてきなさい」などと言って微笑むのだった。その笑顔が僕は怖かった。案の定。「本当に綺麗なお嬢さんで」と、連れて来た彼女の紅音(あやね)を迎えた母だったが、部屋に案内すると寝具が敷かれてあって「あなたの愛に嘘偽りがないことを こちらで証明していただけますか?」と、僕とのSEXを彼女に求めるのだった。