静かに生きて考える Thinking in Calm Life(文庫)

静かに生きて考える Thinking in Calm Life(文庫)

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世の中は騒々しく、人々が浮き足立つ時代になってきた。そんなやかましい時代を、静かに豊かに生きるにはどうすればいいのか? 人生を幸せに生きるとはどういうことか? 作家森博嗣が自身の日常を観察し、思考した極上のエッセィ。「書くこと・作ること・生きること」の本質を綴り、不可解な時代を生き抜くための智恵を指南する。 〈無駄だ、贅沢だ、というのなら、生きていること自体が無駄で贅沢な状況といえるだろう。人間は何故生きているのか、と問われれば、僕は「生きるのが趣味です」と答えるのが適切だと考えている。趣味は無駄で贅沢なものなのだから、辻褄が合っている。〉(第5回「五月が一番夏らしい季節」より)。 他者と競わず戦わず、孤独と自由を楽しむ生き方のヒントに満ちた書です。 2024年1月発売のエッセイ、文庫新版で登場です。 目次: 第1回 やかましい世の中でも静かに生きたい 第2回 一人で楽しんでいることいろいろ 第3回 もう充分に生きただろう 第4回 のどかさにかまけて 第5回 五月が一番夏らしい季節 第6回 思いどおりになる楽しさ 第7回 単なる移動による幻想 第8回 インプット過多の社会 第9回 こんなふうに生きようと考えたことはない 第10回 ジェネラルからスペシャルへのシフト 第11回 どうでも良い話をしなくては 第12回 とにかく頭を下げる文化について 第13回 マスクとワクチンはどちらでも良い 第14回 中古品と仕掛け品の人生 第15回 完成したとき味わえるものとは 第16回 思い出って、作るものなの? 第17回 言葉を覚えて知ったつもりになる 第18回 「人間が描けている」という幻想 第19回 「科学的に確かめられた」とは? 第20回 褒めるか、叱るか、それが問題なの? 第21回 時流に逆らってクルマ談義でも 第22回 メリハリのないシンプルな生き方 第23回 知るとは、知らないを増やすこと 第24回 「確率」で未来を評価すること 第25回 書くこと作ること生きること 第26回 働くことは「偉い」のか? 第27回 考えない人間は葦である 第28回 どんなものも元どおりには戻らない 第29回 暇だから「観察日記」みたいに書こう 第30回 ものを作るときに考えること 第31回 「頑張って」はいわない方が良い? 第32回 「視点」と「着眼」から生まれる「発想」 第33回 現代人の過剰な他者依存 第34回 若者はみんな「時間持ち」 第35回 言葉は言葉どおりではない 第36回 期待どおりなんて、期待していない 第37回 「気持ち」って何? 第38回 簡単な方法に縋って失敗する 第39回 そんなことできるわけない症候群 第40回 理想の死に方
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