サイバーパンクの原点〈スプロール〉三部作。装幀・解説を一新し順次刊行!
「港の空の色は、 空きチャンネルに合わせたTVの色だった」──無数のテクノ犯罪者たちが跳梁跋扈する魔都、千葉市〈チバ・シティ〉の片隅。喪失した電脳空間〈サイバースペース〉への没入〈ジャック・イン〉能力の復活を対価に、若きコンピュータ・カウボーイのケイスはヤバい仕事を引き受ける。 命懸けの攻防のなか、彼は裏で事態を操っていた自律型人工知能、冬寂〈ウィンターミュート〉と邂逅する・・・・・・唯一無二のセンスと鮮烈な表現力で「サイバーパンク」を確立した伝説的SF!
解説:山岸真。巻末にはシリーズ用語集「スプロール・インデックス」を収録。