伯爵令嬢のアイリーンは、前世で読んだ小説の世界に転生していて、妹の縁談相手が実家までも破滅に巻き込む悪党公爵のクロードであることに気づく。破滅ルートを回避すべく、妹の身代わりのつもりで公爵家に嫁いだアイリーンだったが、当のクロードは悪党どころか誠実で優しい人物。「この身が尽きるまで傍にいてほしい」と情熱的に愛を囁かれ、予想もしなかった溺愛生活が始まる。しかし、クロードを悪の道へと引きずり込む計画は着々と進んでいて……。詳細