黒狐社の跡取りでキツネ獣人の花木博和は一族唯一のαだ。由緒ある家系の期待に応え続けてきたが、運命の相手である“番”だけは自分で選びたいと思っていた。そんなある日、花木は道で倒れていた青年・藤井聖を偶然保護したのだが、彼は絶滅したとされるタヌキ獣人の生き残りであった。介抱している中、αである花木との接触によって聖のΩ性が覚醒してしまい…!!詳細