現在の社会では、言語だけではなく、さまざまな特性によりコミュニケーションがとりづらい人たちがいます。
みんながストレスなく生活していくだけでなく、すべてのひとに力を発揮してもらえる社会にするために、いまどんな課題があり、それをどうやって解決していけばよいのでしょうか?
それを考えるのが新しい学問分野「コミュニケーション共生科学」です。
本書は、現代の社会とコミュニケーションの課題を考え、そもそも「コミュニケーション」とは?という疑問に答えつつ、「コミュニケーション共生科学」とはなにかを紹介。私たちの日常にある言語やコミュニケーションに目を向け、さまざまな人のコミュニケーションの共生が実現していく道のりを考えていきます。