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既刊(1-9巻)

冬王の花嫁(6)

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150
「私とともに来るか? 和歌」――没落した家の娘として義理の姉や母に虐げられる和歌。かつては"四季の王"に嫁ぐ家柄の一員だったが、家族を不慮の事故で失い、今や冷遇される日々を送っていた。そんなある日、雪のように冷ややかな視線をたたえた冬の王が彼女の前に現れる。落ちぶれた家の娘など花嫁候補にはならないはず――そう思っていた和歌だったが、冬の王は迷うことなく彼女を選び…。運命の歯車が、静かに動き始める――。
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