電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載。
カトリックの頂点に立つローマ教皇は、宗教上の指導者であるだけでなく、しばしば世俗君主として権勢を振るった。
執務上のストレスや贅沢な食事などから高血圧や痛風を患った例も数多い。
教皇ほどの権力者が健康を損なえば、その影響はいかに甚大であったか。
毒殺説がささやかれる教皇は、誰にどのような毒を盛られたのだろうか――。
現代に残された文献をもとに歴代教皇の病いと死を検証し、医学の発達の歴史をたどる。
既刊(1巻)
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ローマ教皇検死録 ヴァティカンをめぐる医学史