「美味そうな匂いだ…欲しい」十月十日後、私は山烏に食べられる契約を結んだーー女性誌ライターをしている36歳の言里。8年付き合っていた恋人に妻子がいると判明。彼と別れて田舎に帰省をするが、養子の言里は実家にも居場所がなかった。幼い頃よく通った祠でお参りしていたら、強風に煽られ崖から落ちてしまう…。そこを救ってくれたのは土地神と名乗る美しく危ない青年・山烏で…。美しく危険な男に食べられるまでの十月十日間、愛される物語。詳細