【電子限定!描き下ろし1Pマンガ収録】
漫画家・安野モヨコ、小説家・一穂ミチ、文芸評論家・三宅香帆、3名が推薦!
抱きしめ、ときに振りほどき、それでも選びとる “母と娘”たちを力強く描いたオムニバス短編集。
──とある映画の撮影現場。
母を亡くしたばかりの二世女優・まりんは、娘役の演技に行き詰まっていた。
そんなある日、苦手だった母親役の共演者・浅野と休日を共にすることに。
海辺で過ごすその時間が、葬式でも泣けなかった“本当の母”への想いを揺さぶっていく──。
(『次に会ったらこうしましょう』より)
厳しい母のレールに縛られ結婚も阻まれる医師、一本の映画に腹を立て心の穴と向き合う奔放な高校生、くたびれた母の背を見て夢を閉じこめた田舎の高校生……。
きっと誰もが、どこかに自分を見つける全5編を収録。
◆◇◆単行本カバー・カバー下イラストを収録◆◇◆