魔導書の写本師として順調に働いていたローレルは、アルバーン公爵夫人からの依頼を引き受けたが、アルバーン公爵夫人の護衛を務める妖精から依頼を断ってほしいと頼まれてしまう。悩んだローレルは依頼を引き受けたが、妖精からの妨害に悩まされたり、妖精とアルバーン公爵夫人のそれぞれの想いの板挟みになっていたりと苦労する。
そんな中、夫のセリウスとの初めてのデートに行ったローレルは、セリウスの新しい一面を見つける。そして実はセリウスが陰ながらローレルを守ろうとしてくれていた事を知った。これまで自分がセリウスを知ろうとしなかったことに気づかされたローレルは、これからの彼との関係をどうしたいのか悩む。
このまま彼との離縁を望み続けるのか、それとも、セリウスを信じてエッジワース侯爵家の屋敷に戻るのか。揺れるローレルに、王女の魔の手が忍び寄り――。
※本書はお話完結巻の【分冊版】1となります

