「俺たちが吸血するとそうなる」噛み痕に優しいくちづけ、発情する肌にはそれすら快感で――貧しい農家の娘・エマの夢は、家族を養うため吸血鬼一族の使用人になること。しかし祭事で選ばれた者のみに与えられる特権を掴むことはできなかった。そんな彼女の前に現れたのは、ヘンテコな生物の姿をした吸血鬼・ノルト。なぜか彼に血を捧げる役目、"ローゼ"になれと命じられて!?かじられた途端、甘く痺れてすべてが快楽に変わり…滴るほど奥が疼く、そんなとこまで吸われたら―…「覚えていないんだな」長寿な吸血鬼が愛したのは、生涯でただひとりの人間だった。儚く燃え上がるファンタジーラブロマンス【本作品は単話版『落ちこぼれローゼは吸血貴族の寵愛に染まる』1～7話に描き下ろしを加えた電子単行本です】

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