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いいことばかりは続かないとしても

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1,900
山にも、街にも、悲しみの先にも。どこにだって発見はある。自然と芸術を求めて旅する最注目詩人の、〈生への祈り〉と〈センスオブワンダー〉に満ちた傑作エッセイ祝・萩原朔太郎賞受賞! いま最も注目される詩人・大崎清夏の、旅と暮らしとことばの軌跡。熊のいる山奥・湘南の海辺・震災後の能登半島・知床の雪原・ハンセン病資料館・ヴェネチア・そして古今の文学と映画と芸術の中まで――〈自然=力=詩〉を探して、どこまでも。すみかも、生活も、人間関係も、何かが変わってしまっても、柔らかい力強さをもって生きてゆくために。「いいことばかりは続かないとしても、あくまでも軽妙に、明るく、希望をもって。(…)どんなに事態が悪化したように見えるときでも、そこに新しく面白いことを見つけることはできる。その先に待ち受ける大仕事にとりかかることはできる。無限の可能性を持った子どもにもう戻れない私たちは、大人として世界を拓けばいい。英語が話せなければ、日本語で語りかければいい。崇高な野生動物になれないなら、人間という変な動物として、生き延びる道を探ればいいのだ。」(本文より)〈目次〉熊に会ったら歌うこと。遠くにトナカイがいます ちゃんと知りながら、へんなことをやる  ムーミンの世界のこと何かをほんとうに聞くときには……  ミヒャエル・エンデ『モモ』のこといいことばかりは続かないとしても ウェス・アンダーソンの動物たち動物と知り合うヒト  岩合光昭さんの写真のこと港はありません  その家に、住んでいた  どうぞゆっくり見てください  もうひとつの地震日記快楽主義者の詩学  谷川俊太郎さんのこといつか眼差しが再び会うまで  『燃ゆる女の肖像』のこと詩人の副業、詩の日常  『パターソン』のこと存在しない故郷への旅  『ミリオンダラー・ベイビー』のこと説明できない理想のために……  『木のぼり男爵』のことそれはあなたの自由  『さらば、愛の言葉よ』のこと雪と踊る方法、あるいは訪れの合図  映画『Shari』のこと大志の歌の祭りに寄せて  安野みつまさ先生へ池上上々日記その心は優しかった。  『いのちの芽』の詩人たちと出会った日のこと中也はポエムか  大衆との合作について風の展示を見にいく 自然を浴びに、ヴェネチアへ行く装丁:佐々木暁 装画:小城弓子

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