「甘美なほど不道徳でありながら、優しくロマンティック……永遠に読んでいたい」セレステ・ブラッドリー“魅力的な恋人”を競う賭け。放蕩公爵と伯爵に応募してきたのは……?名作ロマンスシリーズ 電子版も新規配信開始! 〈あらすじ〉1812年、ロンドン社交界はとある賭けの噂でもちきりだった。有名な放蕩者でその対照的な容姿から、“悪魔の公爵” “天使の伯爵” と呼ばれるニコラスとデレクが、どちらが魅力的な恋人で、女性を悦ばせる【悦ばせるに傍点】ことができるかを競うことになったのだ。人々の話題は、結果もさることながら、誰が審判をつとめるかということ。騒ぎの中、匿名で応募してきたのは意外なことにお堅いと有名な“氷の美女”――若く美しい子爵未亡人キャロラインだった。この賭けは幼いころから知っているアナベルの婚約にショックを受けたデレクが、酔った勢いで言い出したものだった。恋愛に本気にならないようにしているニコラスは、軽い気持ちで乗ったのだが、キャロラインを見た瞬間に胸がざわめき、先に過ごすのは自分からだと持ちかける。どうしようもない独占欲が芽生えるのを感じながら……。キャロラインとニコラス、アナベルとデレク。ふた組の恋の行く末は? 無作法な賭けは、いつしか永遠の愛へと変わってゆく――。ホットでロマンティックな名作ロマンス小説をお届けします。

