機械が人々の生活を支える街ノーサンギア。機械工のハリエットを謎めいた美青年・セブンスが訪ねてくる。自らを暴走状態だと言い解体を希望する彼は、人間と見紛うほど精巧な機械人形だった。折しも巷では原因不明の機械の暴走が多発していた。ハリエットはセブンスの問題を解明するためにも事件を調べることに。一時的な同居生活で、人間に仕える機能をもつセブンスは完璧に家事をこなし慈しむように世話を焼いてくる。孤独なハリエットが初めての感情に揺れる中、心をもたないはずのセブンスにも変化が生じ――。
既刊(1巻)
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レディ・バレットは恋の設計図を知らない 白皙の機械人形とはじまりの心音