「抱くのは答えを聞いてからにする」――理性と誠実さで貫く、執着愛
化粧品メーカー「椿ケミカル」で働く千代崎優里は、真面目で努力家な社員。
彼女の上司である鴻野巧は、ずぼらでだらしないのに仕事の腕は超一流。
毎日のように振り回されながらも、彼の誠実さや情熱に触れるたび、優里の心は少しずつ揺らいでいく。「お前がいないと、生きていけない」――不意にこぼれたその言葉が、ふたりの関係を変えていった。そして、鴻野が実は社長の息子だと知ってしまい!?
恋を忘れていた大人が、再び心を動かす。
強引で不器用な“肉食御曹司”との、溺れるほどに甘く切ない恋の物語。
