外国産の爬虫類を飼育することは、犬や猫、小動物の飼育と並んで、一般的な趣味の一つになっている。日本は世界有数の爬虫類輸入大国で、その数は年間数十万頭を超える。一方で生体の脱走や遺棄、違法採取や密輸、外来種の定着など、様々なトラブルも起きた。この趣味を持続可能なものにするためにも、爬虫類飼育が社会とどう関係してきたのかを振り返り、「私たちはなぜ爬虫類を飼うのか」を考えてみる。詳細