「言っただろ。俺に指一本触れるなって。」触覚過敏症。首や手など身体の一部に何かが触れる感覚を極端に嫌う症状を持つユ・ハン他人との接触を何よりも恐れていた彼にある日、奇妙な変化が起こった。恩師の娘であり、彼の教え子でもあるイ・ダミに対して。彼女はそんな彼の事情を知らないまま子犬のようにあとをついて回り彼の現場アシスタントにしてくれるよう何度も頼み込んだ。だがハンはどうしても彼女の頼みを聞き入れることができなかった。触れるどころか視線が交わるだけで身体が反応してしまう相手を傍に置くなんて。ツンデレで色気のある人気講師ユ・ハン。そして天真爛漫でまっすぐなイ・ダミ。そんな2人が織りなす危うくて愛おしい駆け引きのロマンス。
