愛憎の匂いが充満していて・・・。
時間のある時、精神良好な時に全巻一気読みしようと思い、
全6巻購入後、塩漬け数年。(さすがに長いよw)
ようやく完読しました。
全巻、それぞれから様々な香りが匂い立つようでした。
黴の匂い。血の匂い。汗の匂い。
いわゆる異臭・悪臭と言って良い類の・・・。
それらの匂いが混然一体となって身にまとわりつき、
愛の不可思議の目撃者の一人とされたような気持ちです。
幸せは人それぞれ。
他人では分からない、決められない、計り知れない、
本当に主観的で個人的な物なのだと、
改めて伝えてもらった様な気がしています。
再読にはまた覚悟が必要だなぁ・・・。