「お前の歌、もう聞きたくない」
これはあるバンドの、文字を超えた歌と感情の物語。
「ごめんなさ、歌え、ません」
不登校の高校生、黒瀬桃の趣味は音楽。歌ってみた動画を出しては、応援コメントに励まされ日々をやり過ごしていた。
ある日自分の歌ってみた動画が予想外に話題になり、それなりに人気なバンドの目に止まる。思わぬスカウトに最初は疑心暗鬼な桃だったが、ライブハウスに招待され彼らのロック調の歌に惚れ込み、彼らの仲間になることに。
その後彼らは順調に売れていき、武道館でライブをするほどに沢山のファンと名声を手に入れる。それと同時に、桃の歌のうまさから『天衣無縫の歌姫、黒瀬桃』と彼女が単体で紹介されることも増えていき…
これは1つのバンドの、覚醒と名声と、メンバーたちの、熱く儚い人生談である

