田中つむぐは、自分の想いを言葉にすることが苦手だった。誰とも深く関わらず、自分だけの平和な毎日を守っていたはずなのに――。
高校1年の終わりかけ、放課後の公園で出会ったのは、ひとり絵を描く少女・さとこ。
「わたしはね、君の言葉が嬉しかったんだよ」
彼女のまっすぐな言葉に、つむぐの中で止まっていた時計の針が、静かに、けれど確かに動き始める。
臆病で、不器用で、それでも一歩を踏み出そうとする二人。モノクロだった景色は少しずつ色づいていき――
最高にピュアな「再起」の青春譚、開幕。
巻末のおまけ漫画もお見逃しなく!!(この作品は電子コミック誌comicゼライズ2号に収録されています。重複購入にご注意ください)

