「広がる世界を 共に歩もう」人間と人馬、ふたつの種族の道は繋がる――躍動する生命を墨佳遼が鮮やかに描くファンタジー、第二部完。「人間」と「人馬(じんば)」ふたつの種族が存在する世界。自らの生きがいを見つけた谷風(たにかぜ)、正しい生き方がわからずもがく権田(ごんた)、ふたりにそれぞれ結ばれた縁が、未来を射す道しるべとなる。電子書籍限定特典を収録。詳細
モモさん通報5.0いのちを描くのが本当にうまい生き物の生き死にというか一生というか、生命のきらめきと闇とかいのちは受け継がれてゆくとか葛藤と赦しとかしんどいからこそ涙を拭いて生きていくとか涙なしには読めないとか私の語彙力では何とも陳腐な表現しかできず残念です。第一部(1、2巻は松風と小雲雀の話、第二部(3、4巻)はその子供世代の話、56巻は松風の子供時代の話です。表紙絵に惹かれて買ったたものの第一部の重さにへこたれてしばらく3巻以降が積読になっていました。続きを読んで本当に良かった。救われました。圧倒的画力で描かれるいのちのストーリーは正直十二分にに濃厚重厚なので、元気で時間に余裕があって十分ティッシュがあるときに読むことをお勧めします。番外編で幸せしかないゆるゆるマンガが大量に読みたい。2022/03/31いいね
ぐっち通報5.0感動します人馬という事で、ファンタジー要素があるのかなと思いきや、どちらかと言うと歴史や人間性について描かれている作品で、感動しました。名作だと思います。人馬の名称は歴史好きな方ならピンと来るとものがありますし、そういったいみでも楽しい作品です。ストーリーが過酷な内容なのに、残虐なシーンが描かれていない事も好感が持てました。2020/11/12いいね