全巻(1-7巻 完結)

百と卍

出版社:
5.0
30
650
時は江戸時代・後期。真夏の蒸し暑くせまい長屋で、熱い吐息交じりにまぐわう男がふたり―。 客に男色を売った男娼の総称=陰間(かげま)。 元・陰間の百樹(ももき)は、ある雨の日に卍(まんじ)に出逢い拾われた。陰間の仕事としてではなく、やさしく愛おしく、恋人として抱かれる瞬間はまるで夢のようで、そんな日々に百樹は幸せでいっぱいなのだった。たとえ過去に、どんなことがあったとしても。 伊達男×陰間あがり。溺れるほど愛おしい江戸男子の艶ごと極上エロス。 江戸漫画の革命児、紗久楽さわが描く、初のBL作品!
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    900

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百と卍のレビュー

  • avatar
    リンゴさん
    5.0

    愛おしい。ただただ、愛おしい。

    百も卍も、出会うまでの、
    その過去からの全ての過程が、
    ただただ愛おしい・・・。(涙)
    ヒトを愛することに、細々とした設定は要らない。
    心と心が、魂と魂が、
    ただただどうしようもなく惹かれるだけ。
    時代の背景が斬新だからという理由ばかりではなく、
    BLというカテゴリーに止まらない、
    愛の一つの姿を見せてくれる本です。
    再読・再再読・再々・・・に耐える本だと思います。
    再読するたびに、
    ストーリープラスアルファに気付かされます。
    一コマ一コマに魅入ってしまい、味わいが深まります。
    それだけ書き込みをしてくださる作者様の、
    巻末の『自由研究』を、興味深く拝読しています。

    7巻完結おめでとうございます!
    完結して下さった作者様の心意気!
    ありがてぇ!!(涙)
    2025/10/08
  • avatar
    モモさん
    5.0

    良い意味でBLを読んだ後とはまた違う後味

    確実にBLではあるしセッもしているんだけど、なんかこうもっと尊い物に触れている感覚
    そしてお百と兄ィの2人ぼっちだけじゃない 恋の話、縁の話。ああいいなぁ
    言葉で表現しきれない何とも言えないこの感情を
    新刊が出る度に変わらず与えてくれる作品って凄い
    BL読まない人にも理解を得るんじゃないかな
    沢山の人に読んでほしい。最高です。
    2022/09/01
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    はっさく
    5.0

    至福

    美しく強かに、脆さ弱さもひっくるめて飲み込んで前を向いて生きていく二人が眩しい。
    微に入り細を穿つ時代考証も押しつけがましくなく自然で、すんなり彼らの生きる時代が身になじむように感じられます。
    それがいかに難しい事であるか。
    とにかくすごい。
    ここまで完成度の高い作品に出会えた喜び、言葉になりません。
    2022/04/11
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    まゆまろ
    5.0

    見てるだけで幸せ…

    初っぱなからイチャイチャしてる二人が好き…
    ずっとダラダラ二人で不健全に過ごす為に、ゆっくり変わっていくストーリー尊い!
    2022/04/04
  • avatar
    モモさん
    5.0

    好きが爆発する

    未読の方へ、まず初めに言っておけば、全巻通して百樹と万次がお互いを大好きすぎるので爆発します。俺様攻め〜わんこ受けとの表示ですが、読み進めていくうち個人的には、(嫉妬深くて可愛い)俺様 x (意気地アリな男前)わんこ でした。江戸に住む訳アリ二人、たまに切なくて幸せな恋物語です。
    2022/04/03
百と卍

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650