クールでビターな本格探偵ミステリ。
日本のハードボイルドの新たな夜明けはいつ来るのか?
効率化とフェイクの時代に「ほんとうの探偵物語」を模索する主人公から目が離せない。
――法月綸太郎氏
パズルだけでは味気ない。感傷ばかりじゃ満たされない。
私立探偵小説でしか味わえないミステリの美しさが、ここにはある。
――櫻田智也氏
「何者か」になりたい若者たちの熱量が心に刺さる。
不器用で愛おしい美学に心が震える、そんな素敵な“ストーリー”でした。
――ヨビノリたくみ氏
「古着ってのはストーリーだから、あのデニムには価値が出たわけ」。私立探偵の苗場は古着屋の店主から、希少なヴィンテージデニムを持って失踪したアルバイトの捜索依頼を受ける。やがて苗場が到達した意外な真相は――(「ヴィンテージ」)
開業資金を持ち逃げした自称実業家の男。苗場は被害者から依頼を受け、男の隠れ家のビルを突き止める。しかし男は、乗り込んだはずのエレベーターから忽然と消失してしまい――(「溶けるように」)
若き私立探偵が遭遇した5つの事件。
クールでビターな、令和の本格探偵ミステリ。
