「飛行機を作るキャプテンになってよ」中学2年生のぼくは、転校早々、同級生に人力飛行機作りに誘われた。「ライオン」というあだ名の知的障害のある小学生の希望を、ライオンの兄や仲間が叶えようとしているのだ。不安だった東京での生活は胸の高鳴る日々になった。だが、まさかの事態が・・・・・・。タイトルの意味が現れる感動のラストは、切なくも温かい。何気ないやりとりにも懐かしさの詰まった、傑作タイムカプセル小説。詳細