
リンゴさん
5.0
再読し続けて良さが伝わってくる
病ではなく気質として定義される『HSP=繊細な人』。
そういう事象に疎い私でも、本書を一読後では、
生き辛い思いをしながら日々生きている人の姿が、
くっきりと浮かび上がってきました。
そして、もしかして自分にも、
該当する気質を多少は持っているのかも、なんてことも思いました。
多くの人々がそういう気質にとらわれずに
(構わずに、気にせずに)生活を送っているのに、
繊細な主人公雪長は、あれこれと気に病まずにはいられない自分を、
深海の底のゴミのようだと感じている。
正反対な性質を持つ空を飛ぶ鳥のような鉄臣と知り合って、
諸々の経緯をたどりながら、
雪長が長年抱えていた苦しみから解放されていくシーンには、
心打たれるものがありました。
そこが物語の中核部分であることは間違いがないと思うのですが、
作者様が真面目に取り組んで、
作り上げた本だということを理解しつつも、
エンタメとしてのBLとするなら、
読者の心をキュンとさせてくれる、
『あともう少し』が欲しかったかも。
そういう事象に疎い私でも、本書を一読後では、
生き辛い思いをしながら日々生きている人の姿が、
くっきりと浮かび上がってきました。
そして、もしかして自分にも、
該当する気質を多少は持っているのかも、なんてことも思いました。
多くの人々がそういう気質にとらわれずに
(構わずに、気にせずに)生活を送っているのに、
繊細な主人公雪長は、あれこれと気に病まずにはいられない自分を、
深海の底のゴミのようだと感じている。
正反対な性質を持つ空を飛ぶ鳥のような鉄臣と知り合って、
諸々の経緯をたどりながら、
雪長が長年抱えていた苦しみから解放されていくシーンには、
心打たれるものがありました。
そこが物語の中核部分であることは間違いがないと思うのですが、
作者様が真面目に取り組んで、
作り上げた本だということを理解しつつも、
エンタメとしてのBLとするなら、
読者の心をキュンとさせてくれる、
『あともう少し』が欲しかったかも。
2026/06/15
