｢巣箱の王子様｣のレビュー・感想

最初、青柳君のあまり誠実とは思えないけれど、
切実なオトナ事情を紹介されて、
なんかダイジョウブなのかなぁとちょっと引いてしまった。
その実、気持ちの面では乙女みたいで、
想いを寄せている浅桐さんは、
浮世離れした王子様然な佇まいで。
恋に恋しているような青柳君と、
ちょっと天然風でおっとりしているノンケ浅桐王子と、
ちゃんとBがLするお話になるのかしら？と思いつつ読み進めました。
二人のペースでゆっくりゆっくり。
噛み合わなくて焦れ焦れさせられたけど、
とにかくハピエンを迎えられて良かった～！
青柳君は、可愛いなぁ。
下心があるにしても、真面目で一途で一生懸命で、
時々突拍子もない行動もしちゃうけど。
浅桐王子（実はポンコツｗ）が可愛がりたくなる気持ちがわかるなぁ。
お互いに心通わせられて良かったね～と言ってあげたい。

可愛い可愛いお話しです。大人の童話と言ったところかな。ただ絵がどうしても受け入れられない。残念。

面白かったです。

自信のない男の子を、地位のある美貌の年上が愛でる、いつものパターンです。ほんと、この作家さん、これ好きね。
でも、こちらの作品は作画崩壊が多くて気になりました。もともとペラっとあっさりな画風ですが、それ故にご本人にしか描けない線だと思うのです。常にどのページも美しい、いつもの感じとは違うような気がします。勝手に少し残念に思ってます。上下巻同時発売と関係あるとすると嫌な感じです。
お話の内容は、いつも通り満足いたしました。

はぁ癒される
いつも、主人公がかわいいんだよなぁ。

よかったです！最初青柳くんがかわいいけど不憫で、幸せになって欲しいと思いながら読みました。
相手を思いやるのに言葉不足なふたり　このまますれ違っていったらどうしようとハラハラ。
やさしくきゅんとするお話でした。