不憫で報われずに来て、それが良かった!
最初、青柳君のあまり誠実とは思えないけれど、
切実なオトナ事情を紹介されて、
なんかダイジョウブなのかなぁとちょっと引いてしまった。
その実、気持ちの面では乙女みたいで、
想いを寄せている浅桐さんは、
浮世離れした王子様然な佇まいで。
恋に恋しているような青柳君と、
ちょっと天然風でおっとりしているノンケ浅桐王子と、
ちゃんとBがLするお話になるのかしら?と思いつつ読み進めました。
二人のペースでゆっくりゆっくり。
噛み合わなくて焦れ焦れさせられたけど、
とにかくハピエンを迎えられて良かった~!
青柳君は、可愛いなぁ。
下心があるにしても、真面目で一途で一生懸命で、
時々突拍子もない行動もしちゃうけど。
浅桐王子(実はポンコツw)が可愛がりたくなる気持ちがわかるなぁ。
お互いに心通わせられて良かったね~と言ってあげたい。