「一世紀近くを実際に生きてしまった以上、 その一生をいまさら書き直すわけにはいかない。 自伝には校正刷りは利かない」。 「西洋」と「東洋」、「教える」と「学ぶ」、様々な旧来の枠を超えながら、 日本のために、次の世代のために、何を論じてきたか――。<下巻目次>第四節 外国でも教えた時代第五節 夕陽を浴びて先へ進む第六節 比較文化史家としてあとがき索引※著者名の『祐』は旧字体詳細